呼吸する家
「呼吸する家」の特徴
●住まいは眠るための囲いです。
人は一日に約三分の一(8時間)は寝ています。
これは人生の三分の一寝ていることになります。100歳生きたとしたら、30年間寝ていることになります。寝るということは人生の幸せか不幸せかを決定づける行為であるともいえないでしょうか?睡眠という行為を簡単に言えば、呼吸以外に何もしていない状態とも言えます。呼吸とは空気の出し入れであることから、空気の質と睡眠の質が密接に関係することが推測できます。現実的な空気は窒素、酸素、温度、湿度の条件によって良し悪しを決定づけられます。例えば高温多湿の状態の場合には、畳や障子紙がブヨブヨになります。逆に乾燥しすぎると、少しの衝撃で破損します。適当な温湿度も呼吸の質に何らかの影響を与えていることが推測できます。また、川の流れが悪くなると、やがては水が腐ってしまうように、空気も循環がなくなれば当然汚れてくるため、このことも呼吸の質に大きな影響を与えていることが予想できます。安らぎのある睡眠に最適な空気の状態を作るためにはどうしたらよいでしょうか?
●上から降る雨を止め、下から昇る雨を通す。

下から昇る雨とは、水蒸気のことです。水蒸気になって空へ還る水の量は、上から降る雨の量と同じです。 建物は水によって腐ります。雨漏りは目に見えますが、湿気という水は見えないので、気付かないうちに建物を腐らせていきます。建物は湿気によってどんどん老朽化します。
縦の風という自然現象を活用することによって、下から降る雨を空へ還すことができる機能を持っているのが「呼吸する家」です。
●天地四方を「土」で囲む。

自然住宅や健康住宅がブームになって「木の家」がもてはやされていますが、本当の健康自然住宅は
「土の家」です。室内空間を清浄化したり、心身の健康に好影響を与えてくれるのは木よりも土です。木は土を支えるための構造材に過ぎません。
「呼吸する家」は全ての生命の源である「呼吸する土」で造られています。

@瓦を
「呼吸する土」のみを使って施工するには
呼吸大学独自の
強い密着力を出す葺き土作りの技術
が必要です。
A壁も構造材に
「呼吸する土」を密着させる為に
呼吸大学独自の
強い密着力を出す壁土作りの技術
が必要です。
●縦の風工法を用いることによる室内空気の脈動化
@【外気中の温湿度】
自然界の空気は、まるで心臓の鼓動のような細かい脈動を見せながら、緩やかな波形の変化をしています。
A【
縦の風工法を用いていない通気性住宅内の温湿度】
特に波形に細かい脈動は見られません。
まるで止まった心臓のようです。
B【
縦の風工法を用いた
「呼吸する家」内の温湿度】
自然界の空気と同様に波形に細かい脈動が見られます。
さらに上記の3つのグラフを縦にして並べてみると・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
@とBでは温度と湿度の波形が左右できれいに反比例しているのに対して、Aでは温度と湿度の波形が左右非対称のいびつな状態となっています。
Aの縦の風工法を用いていない通気性住宅の柱や畳が腐朽しやすいのは、温度と湿度の脈動を止められてしまいアンバランスな状態となっていることに密接な関係があると、予想できます。
つまり微生物や植物、人間だけでなく、柱や畳のようにすべてのものは、この温度と湿度とその変化に「耐久力」を支配されているということができそうです。
人間の生命維持にとって最も大切な呼吸の要素である空気の質は、温度と湿度が脈動しつつ波型の変動をしているかどうかが問われるのです。
一般的に言われている室内空気の換気、あるいは室内中の空気の循環、またあるいは空気清浄器、加湿器、除湿器などによる空気の人為的コントロールによって脈動を蘇生させることはできません。これは、人間が生命あるものを創りだせないのと同じです。
自然界の法理によって生み出された自然の空気(いのちのある空気)は、自然界の循環によってのみ保持されるのです。
《 環境と共生できる住まいの条件 》
●長持ちする
身の回りの中で最も大きなもの、それが住まいです。住まいを造るためにはたくさんの地球資源を使います。また、建設時に多くのエネルギーを費やします。さらに、壊すときには産業廃棄物になります。環境へのトリプルパンチです。スクラップ&ビルドがハイペースで繰り返されると、地球環境に大打撃を与えることになります。
ですから、長持ちすることが、環境と共生できる住まいの最大の条件です。
現代の住宅の寿命は約30年と極端に短いものです。「呼吸する家」は500〜1000年の耐久性を持っています。
地球資源を無駄に使わない「呼吸する家」は、環境と共生できる唯一の住まいです。
●何度でも再使用(リユース)できるものを使う。
土は永久素材です。ですから建物に使われている土が老朽化することはありません。建物がその寿命を終えたときにでも、土はまだ生きています。
その土は水で練りなおせば新しい建物に再使用することができます。リサイクルはその工程で莫大なエネルギーを使いますが、リユースは無駄なエネルギーを使いません。
●廃棄時に地球環境に負荷をかけない材料で作る。
何度でもリユース可能な素材であっても、廃棄する場合も想定しておく必要があります。土は山や田畑に戻すことができますから、環境に負荷をかけません。
木も天然の無垢材であれば土に還せますし、燃やすこともできます。設備関係を除けば、
家は土に還る素材だけで造ることが可能です。
さらに詳しくは、
「呼吸する家とは」をご覧ください。
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